えのきの驚きの効果とは?~栄養を無駄にしない食べ方や保存方法~

食べ物の栄養

えのきにはどんな効果が期待出来るの?

えのきには、どんな栄養効果があるのでしょうか。
えのきにしかない成分にも是非注目しながら
参考にしてみて下さいね♪

ストレスの緩和 

えのきにはギャバという成分が豊富に含まれています。
発芽玄米などにも多く含まれている成分で、
神経の興奮を鎮めてストレスを和らげる効果や血圧を安定させる
働きがあります。

疲労回復効果

ビタミンB1の含有量はきのこの中でもトップクラス
皮膚や髪の毛、爪などの健康の維持の他に、疲労回復効果もあります。
夕食に食べれば1日の疲れが取れて、安眠をもたらしてくれます。

ダイエット効果

エノキタケリノール酸はえのきにしか含まれない成分です。
脂肪の分解を促してくれる効果があります。更に食物繊維の一種
であるキノコキトサン(キノコ特有の成分)には、
糖の吸収を抑え外へ排出する働きがあります。

便秘改善

食物繊維の中でも不溶性食物繊維が多く含まれています。
不溶性食物繊維は便のカサを増やす特徴があり、
腸が刺激されることにより便通の働きが良くなります。

むくみ解消や高血圧予防

きのこにはカリウムも豊富に含まれています。
余分な塩分を外に排出し、むくみ予防や解消、
血圧を安定させる働きがあります。カリウムが不足すると
筋肉の低下や脱力感、食欲不振になる恐れ
もあります。

えのきの栄養を無駄にしない食べ方

選び方のコツは?

えのきの栄養を効率的に摂るには、
やはり新鮮なものを選ぶ必要があります。

・なるべく白く、軸が太いもの
・カサが開いていないもの
・背丈がそろい、軸にピンとハリのあるもの

袋に水滴が付いていたりする場合は、傷む寸前なので
注意しましょう。

おすすめの食べ方や保存方法は?

きのこは基本的に水洗いは不要です。
水洗いすると栄養や風味が逃げてしまうからです。

他にもいくつかポイントがあります。
えのきに含まれるビタミンやカリウムは水に溶ける性質があります。

また、生のえのきに含まれるフラムトキシンというたんぱく質は、
体内の赤血球を壊してしまうという恐ろしい性質をもちます。
必ず加熱して食べるようにしましょう。

栄養が水に溶けだしても煮汁ごと食べられる鍋やみそ汁や
肉に栄養を染み込ませるように肉に巻いて焼いて食べるのがおすすめ♪


栄養を逃がさない食べ方として、電子レンジ加熱もおすすめです。

▼方法はこちら

【えのきの電子レンジ加熱】

①耐熱皿にえのきを並べる(ラップはしなくてOK)
②600w1分で加熱(100gごと)

※水分を飛ばすことによりうま味が凝縮します
※1袋=200gが通常の目安サイズ 
 小さいサイズは1袋=100g程

電子レンジ加熱の場合は、そのまま他の野菜や肉などと和えるなどの
和え物がおすすめ。風味、栄養そのまま美味しく頂けます。

残った場合の保存はどうする?

えのきを使い切らなかった場合は、ラップにくるみ
冷蔵庫に入れましょう。日持ちは2~3日です。
冷蔵保存は、風味や栄養は落ちやすくなって
しまうというデメリットがあります。

しかし上手に冷凍保存すれば、栄養や美味しさを保つことが出来るんです。

▼方法はこちら

【えのきの冷凍保存】

①えのきの根元を切り落とす
②密封出来る保存袋に入れる

※2~3株に分けて入れると1人分でもさっと使えます。
※使う時は凍ったまま炒めたり汁に入れたりすることで
 風味や栄養をそのまま頂くことが出来ます。

まとめ|えのきの安眠効果で健康的な食生活を送ろう

以上、えのきの栄養効果と、食べ方のコツなどを紹介いたしました。

きのこの中でもトップクラスのビタミンB1には安眠効果が、
また、えのきにしかない成分にはダイエット効果があります。
振り返ると、どれも嬉しい驚きばかりでした。

個人的には、玄米にえのきを入れた炊き込みご飯もおすすめです!
ポイントを押さえれば、色々な料理に使えそうですね♪

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