山芋の保存方法は?どれくらい日持ちする?おすすめレシピもご紹介!

食べ物の栄養

山芋の保存方法と日持ちについて

一本丸々のものやカットされたものなど状態によって保存方法や日持ちは変わります。
それぞれ以下にまとめてみました。また山芋は乾燥に弱いため、
購入時は、おがくずに入ったものか真空包装で売られているものが良いでしょう。
傷んでいる山芋との違いも参考にしてみてくださいね。

一本丸ごとの場合の保存方法と日持ち

・おがくずの中や新聞紙に包んで冷暗所で3か月
⇒使用時は欲しい分だけ皮をむき、使ったら切り口のぬめりをしっかり落として
キッチンペーパーで包み輪ゴムで止めておくと良い

カットした場合の保存方法と日持ち

・ラップでぴったり包み、冷蔵庫で1~2週間

・すりおろした山芋は保存袋で密閉したもの(または袋に入れて棒でたたいて細かくしたもの)は、
 冷凍庫で1カ月(使用量ごと小分けにすると使いやすい)
⇒手に酢水につけた状態ですりおろし冷凍すれば山芋の色止めやかゆみ防止にもなりおすすめ。
 量にもよりますが、流水解凍なら10分程あれば直ぐ使えます。

※解凍時、レンジなどの加熱方法は栄養素を失うのでおすすめ出来ません。

傷んでいる山芋とアクとの違い

山芋のアクは体に害のないものです。
傷んでいる山芋は次のような特徴があります。

・腐った臭い
・酸っぱい味や苦み
・カビが生えている
・しわしわになっていたり切り口が溶けている
・切っても中が黒ずんでいたり黄色く変色している

山芋の切り口は空気中の酸素や包丁などの金属と反応して酸化が進むと
ピンク色へと変わっていきます(アクと呼んでいるもの)。
これはりんご、ごぼう、コーヒー豆などにも含まれるクロロゲン酸によるもので
ポリフェノールの一種です。体に害の無い抗酸化成分です。

日持ちや保存方法を紹介しましたが
実際に見て、上記のような傷んでいる特徴に近い場合は食べるのは止めましょう。

>>>山芋の栄養や効果についてはこちらで詳しく紹介しています。

山芋のおすすめレシピ

すりおろしたり、シャキシャキ感を活かして細かく刻んだりつなぎにしたり。
優れた消化酵素を持つ山芋は、イモ類の中で唯一生で食べられる食材です。

最強とろろ納豆

やっぱり生で食べる山芋の栄養パワーは最強です!

材料

・納豆1パック

・山芋 100g

作り方

①山芋を細かく刻む

②①に納豆を入れて混ぜる


大豆の組み合わせはホルモンバランスの調節や血行促進作用が期待出来ますよ♪
山芋に含まれるビタミンCは美肌効果が、豊富なカリウムでむくみを取ってくれます。
バランスよく含まれた栄養で内側からキレイに!ボリュームを出したい時はオクラや海藻、卵を追加♪

若返り!ふわっふわお好み焼き

山芋の変色がどうしても気になったり、色々な食べ方を味わいたい人におすすめ!
たっぷりの山芋でふわっふわに仕上がります。

材料

・山芋  200g
・キャベツ 2~3枚
・豚肉   50g
・卵    1個
・小麦粉  50g
・水    適量
・揚げ玉  (お好みで)
・サラダ油 適量

作り方

①キャベツは千切り、豚肉は食べやすい大きさにカットする
②皮をむいてすりおろした山芋に小麦粉を加え、卵を割り入れて水を加える
③②に①と揚げ玉を加えて混ぜ、油をひいた鉄板で両面を焼く

まとめ|山芋の栄養を大切に頂こう

日持ちや保存方法を中心に紹介してきましたが、あくまでも参考程度に読んで頂けると幸いです。
実際に見て、上記に挙げた傷んでいる特徴に近い場合は食べるのは止めましょう。
山芋のアクは体に良い抗酸化成分ですが熱に弱い性質があります。
出来れば生で食べて、どうしてもアクが気になる場合は加熱したりと、
料理の目的に合わせて使い分けてみてはいかがでしょうか。

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