どうも、母にはよくプルーンを食べさせられていた元栄養士のおもちです。
今回は美容と健康に良いドライプルーンの魅力に迫ります。
特に注目したい栄養の特徴、1日の適正量やおすすめの食べ方について紹介します。
腸活にもおすすめ!ドライプルーンの栄養と効果について
ドライプルーンは、西洋すももを乾燥させたものです。健康や美容に役立つ果物としても知られています。
ここでは、特に注目したい栄養の特徴や期待出来る効果について紹介します。
生果物より甘味と栄養が凝縮される
生のすももを乾燥させると、水分が失われて甘味や栄養が凝縮されます。
特に注目したい栄養成分について、表にまとめました。
【プルーンの生と乾燥の栄養比較】
プルーン100g | 生 ※1個相当 | 乾燥 ※約10粒相当 |
エネルギー(kcal) | 49 | 211 |
たんぱく質(g) | 0.7 | 2.4 |
脂質(g) | 0.1 | 0.2 |
糖質(g) | 10.7 | 55.1 |
カリウム(mg) | 220 | 730 |
カルシウム(mg) | 6 | 57 |
マグネシウム(mg) | 7 | 40 |
鉄(mg) | 0.2 | 1.1 |
β‐カロテン(μg) | 480 | 1200 |
ビタミンA(μg) | 40 | 100 |
ビタミンE(μg) | 1.3 | 1.3 |
ビタミンB6 (g) | 0.06 | 0.34 |
食物繊維(g) | 水溶性 0.9 不溶性 1.0 | 水溶性 3.4 不溶性 3.8 |
生と比較すると健康維持に必要なビタミンやミネラル、食物繊維などが増えていることがわかります。
ただ、カロリーや糖質も多く含むので食べ過ぎには注意が必要です。
ドライプルーンは1粒が大きいから食べ応えがあるよ♪
不足しがちな栄養を手軽に摂れる所が良い!!
腸内環境を整える
便秘の改善や病気の予防の為には、腸内環境を整えることが大切です。
腸内環境を整えるには、善玉菌のエサになる水溶性食物繊維と便のカサを増やし腸の蠕動(ぜんどう)運動を促す不溶性食物繊維を1:2のバランスで摂ることが理想的だと言われています。
ドライプルーンには、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維が大体1:1の割合で含まれており腸活にも積極的に取り入れたい食材です。
更に食物繊維には、糖質の吸収を抑えたりコレステロールを低下させる作用があるので健康維持に役立ちます。
食物繊維の水溶性と不溶性のバランスも大切なんだね!
免疫力を高める
ドライプルーンには抗酸化作用のあるビタミンAやビタミンE、ポリフェノールが豊富に含まれています。
これらの抗酸化物質は、体内に溜まった活性酸素から身を守り、老化防止や生活習慣病予防に役立ちます。
【その他期待出来る効果】
・高血圧の予防・改善(カリウム)
・貧血予防・冷え予防(鉄・β‐カロテン)
・たんぱく質の消化吸収をサポート(ビタミンB6)
・骨の健康(マグネシウム・カルシウム)
健康や美容に嬉しい成分がたくさん入っているね♪
1日の適正量や効果的な食べ方は?
ドライプルーンは、不足しがちな栄養を補うことが出来ます。
健康や美容にも嬉しい理由がわかりました。
では1日どのくらいの量が適量なのでしょうか。栄養効果を更にアップさせるおすすめの食べ方も参考にしてみてくださいね。
間食のおやつは1日200kcalを目安に
一般的に間食のおやつは1日200kcalが目安量とされています。
ドライプルーンは1日4粒~5粒(約100kcal)が満足感もあり、適量だと言えます。
何でも適量を心掛けないとね!
ビタミンCが豊富な野菜や果物と合わせる
ドライプルーンにはビタミンCがあまり含まれていません。
抗酸化作用のあるビタミンCと合わせれば、より健康や美容効果も高まります。
また鉄の吸収をサポートする作用もあるので、貧血予防にも効果的です。
サラダにドライプルーンを加えると甘味やコクが増して、栄養価もアップするのでおすすめです。
おすすめ食材:キウイ・ブロッコリー・かぼちゃなど
たんぱく質が豊富な肉や魚と合わせる
プルーンにはたんぱく質の代謝に必要なビタミンB6が含まれているので、お肉や魚などのメインの食事と合わせて食べるのもおすすめです。
プルーンをペースト状にして肉や魚料理のソースとして愉しむのも良いですね♪
「肉や魚と合わせるのは少しハードルが高い…」
まずは普段食べているヨーグルトと合わてみるのはいかがでしょうか。腸内環境が整い、美容や健康効果が高まります。
また素焼きナッツには良質なたんぱく質や脂質、不溶性食物繊維が含まれているので相性が良いですよ♪
【南仏アジャンのオーガニックプルーン】
※種付きです
以前紹介したナッツの記事も是非参考にしてみてね♪
あわせて読みたい>>ナッツの栄養がもたらす3つの効果
まとめ|食べ過ぎに注意して不足しがちな栄養を上手に摂ろう!
ドライプルーンは健康や美容に嬉しい栄養成分が豊富に含まれています。
特に食物繊維が豊富で水溶性と不溶性がバランス良く含まれているので腸活にも取り入れたい食材です。
しかしカロリーや糖質が多く含まれるので食べ過ぎにも注意が必要です。
また食物繊維やソルビトールの摂り過ぎはお腹の調子を悪くする原因にもなってしまいます。
ドライプルーンを楽しむ際には、是非おすすめの食べ方も参考にしてみてくださいね♪
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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