母が作るかぼちゃの煮物が大好きだった元栄養士のおもちです。
お弁当に入っているとテンション上がっていたなぁ~♪
今回はそんな「かぼちゃ」の栄養効果や効果的な調理や食べ合わせについてご紹介します。
かぼちゃにはどんな栄養効果があるの?
かぼちゃはオレンジ色の色素成分のβ(ベータ)-カロテンの他にビタミン類、食物繊維、カリウムなどがバランスよく含まれています。
昔から冬至に食べると病気にならないとも言われてきたように、野菜の中でもとても栄養価の高い食材です。
免疫力を高めるビタミンACE(エース)
かぼちゃに含まれるβ-カロテンは体内でビタミンAに変換され、免疫細胞を活性化し、血管や気管支の粘膜を正常に保つ働きがあります。
のどや鼻の粘膜が強化され、ウイルスや細菌の侵入を防いで風邪予防に効果的です。
ビタミンCは白血球の働きをサポートし、細菌から体を守る働きがあります。
ビタミンEは体の酸化を防ぎ、血管を保護します。
かぼちゃにはこれらのビタミンACE(エース)が全て含まれており、免疫力の向上が期待出来るのです。
体を若返らせるビタミンE
ビタミンの中でも特に抗酸化作用の強いビタミンEは「若返りビタミン」とも呼ばれ、細胞の老化を防ぐ効果があります。
更に血行を良くして冷え症や肩凝り、更年期障害を改善する効果も期待出来ます。
肌のハリを保つビタミンC
ビタミンCは皮膚や細胞のコラーゲンの生成には欠かせない成分です。
また骨や血管などの細胞同士の結合を強化させ、肌のハリを保ち美肌作りに効果的です。
便通を良くする食物繊維
かぼちゃに含まれる食物繊維で特に多く含まれているのが不溶性食物繊維です。
便のかさを増やし腸を刺激することで便の排泄を促進させる働きがあります。
普段の食生活で不足しがちな食物繊維は、食べ物からこまめに摂って行くことが大切です。
余分な塩分や水分を排出するカリウム
カリウムには余分な塩分を排出する働きがあります。塩分を摂り過ぎると水分を溜め込みむくみやすい体になってしまいます。
またむくみを放置すると体の冷えにも繋がり、自律神経が乱れる心配も出てきます。
カリウムを食事で摂りながら、こまめにむくみを取っていくことも大切です。
かぼちゃの効果的な食べ方とは?
かぼちゃに含まれる栄養をより効果的に活かすためにはどんな食べ方があるのでしょうか。
油と一緒に摂る
β‐カロテンやビタミンEは脂溶性なので、油を使った料理にすることで体内への吸収率を高めます。
炒め物や揚げ物がおすすめです。
煮物やスープにする
カリウムは水に溶ける性質があります。
煮汁ごと食べられる料理は流れ出た栄養をまるごと摂ることが出来ますね。
グルタミン酸を含む食材と合わせる
けずり節などのグルタミン酸を含む食材と組み合わせるとストレス解消や脳の健康をサポートする健脳効果が期待出来ます。
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豆類と合わせる
大豆や小豆などの豆類に含まれるビタミンEには血行を促す効果があります。
中でも小豆はデトックスや利尿作用があることで知られておりむくみ改善に効果的です。
まとめ|かぼちゃの栄養を最大限に活かしてみよう!
かぼちゃに豊富に含まれるβ‐カロテンやビタミンACE(エース)の栄養は調理法や食べ合わせによって様々な健康効果が期待出来ることがわかりました。
また、砂糖の使い過ぎは冷えを招く原因にもなります。
甘味の多いかぼちゃを上手に料理に活用してみてはいかがでしょうか。
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\かたい野菜が切れるかぼーちょう♡/
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