どうも、出された蕎麦湯は残さない元栄養士のおもちです。
今回は蕎麦(そば)の栄養について簡単にご紹介したいと思います。
うどんやごはん(白飯)との違い、おすすめの愉しみ方についても良かったら参考にしてみてくださいね♪
蕎麦(そば)には栄養があると言われている理由
蕎麦の栄養の特徴についてご紹介します。身体に良いと言われている理由について簡単にまとめました。
うどんやごはんとの比較表も参考にしてみてくださいね。
生活習慣病の予防に効果的なルチンが豊富
蕎麦にはポリフェノールの一種であるルチンが含まれています。
ポリフェノールには強い抗酸化作用があり、酸化された活性酸素から身を守ってくれる役割があります。
よって、様々な生活習慣病の予防に効果的だと言われています。
大豆のイソフラボンや緑茶のカテキンも、ポリフェノールの仲間だよ♪
あわせて読みたい>>ポリフェノールとは?多く含まれている食べ物や飲み物
白飯やうどんよりも高たんぱく低糖質な主食になる
【そば・うどん・白飯の栄養比較表】
※そばとうどんは茹でた状態、ごはんは炊いたものになります。
食品成分(100g) | 干しそば/ゆで | 干しうどん/ゆで | ごはん/炊き |
エネルギー(kcal) | 113 | 117 | 156 |
たんぱく質(g) | 4.8 | 3.1 | 2.5 |
脂質(g) | 0.7 | 0.5 | 0.3 |
糖質(g) | 20.6 | 25.1 | 36.8 |
マグネシウム(mg) | 33 | 4 | 7 |
リン(mg) | 72 | 24 | 34 |
鉄(mg) | 0.9 | 0.2 | 0.1 |
ビタミンB1(mg) | 0.08 | 0.02 | 0.02 |
ビタミンB6(mg) | 0.05 | 0.01 | 0.02 |
水溶性食物繊維(g) | 0.5 | 0.3 | 0 |
不溶性食物繊維(g) | 1 | 0.4 | 0.3 |
上の栄養比較表を見ると、うどんや白飯に比べて蕎麦は高たんぱく・低糖質な食品であることがわかります。
糖質は摂り過ぎると脂肪へ変わりやすいため、肥満や生活習慣病の原因となってしまいます。
また水溶性食物繊維は、糖質の吸収を遅らせて食後の血糖値をゆるやかにします。
他にもエネルギー代謝に関わるビタミンB群や骨や歯を作る為に必要なミネラル等も豊富に含まれています。
体の脂肪を落としたいダイエットや筋トレ中の食事としてもおすすめです。
年越しに食べるだけじゃもったいない!
おすすめの愉しみ方
蕎麦に含まれる栄養をより効果的に摂るためのおすすめの愉しみ方をご紹介します。
蕎麦粉にこだわる
蕎麦を購入する際は、蕎麦粉の割合や種類にこだわるとより栄養をより摂ることが出来ます。
特に韃靼蕎麦(だったんそば)には、通常よりもルチンがおよそ100倍多く含まれていると言われています。
\そば粉5割&韃靼そば5割/
蕎麦湯やそば茶を飲む
蕎麦を茹でると水溶性のビタミンや栄養素等が茹で汁へ流れ出てしまいます。
蕎麦湯やそば茶を飲むことにより、栄養を補うことが出来ます。
\農薬や化学肥料不使用/
主食としても飲み物でも健康的に楽しめるね!
是非、色々試してみてね♪
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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