どうも、餃子のタレにはお酢とコショウ派の元栄養士のおもちです♪
今回は食酢の栄養の特徴や期待出来る効果についてまとめました。
お酢には沢山の種類があります。まずはそれぞれの違いやおすすめの活用方法を是非参考にしてみてくださいね。
色々なお酢を試して、自分に合ったお酢を選べたら良いね♪
お酢の栄養や期待出来る効果は?
お酢にはどのような栄養や効果があるのでしょうか。特に注目したい部分をまとめています。
ダイエット効果
お酢には、 糖質を脂肪に変換しにくくする作用や脂肪の蓄積を抑える効果があります。
また、肥満気味の成人男女に12週間毎日続けて15ml(大さじ1)のお酢を摂ることで内臓脂肪が減ることが科学的にも証明されています。
糖質や脂質の摂り過ぎは肥満に繋がり、放置しておくと糖尿病や高血圧などの生活習慣病を発症するリスクが高まってしまいます。
消化吸収や便秘改善効果
お酢には胃酸の分泌を促し消化吸収を良くする効果があります。
また酸により、腸を刺激して蠕動(ぜんどう)運動を活発にしたり、腸内の悪玉菌を減らして善玉菌の増殖を促す働きもあります。
腸内環境が整うことにより、便秘解消効果が期待出来ます。
これらは酸味成分である酢酸によるものです。
他にも運動後の疲労回復効果、高めの血圧を低下、食後の血糖値の上昇をゆるやかにする等の働きがあることがわかっています。
お酢の成分ってすごいなぁ!
これだけでもカラダの内側からキレイになれそうだ♪
普段の食事に上手く取り入れて行きたい!
参考URL
肥満気味の方の内臓脂肪の減少
https://www.mizkan.co.jp/health/report/01.html
高めの血圧の低下
https://www.mizkan.co.jp/health/report/02.html
運動後の疲労感を軽減
https://www.itoen.co.jp/news/detail/id=25203
血糖値の上昇を抑制
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tonyobyo/54/3/54_3_192/_pdf
お酢にはどんな種類があるの?
様々な健康効果が期待出来るお酢にはどんな種類があるのでしょうか。
風味や栄養の違いやおすすめの活用方法についても参考にしてみてくださいね。
穀物酢と果物酢がある
お酢(醸造酢)は糖質を含む原料をアルコール発酵させた後に、酢酸発酵させて作ります。
米や麦の穀類を原料とした穀物酢とりんごやぶどうの果物を原料とした果物酢があります。
【代表的な穀物酢】
・穀物酢(小麦・米・とうもろこし)
・米酢(米)
・黒酢(玄米や大麦)
【代表的な果物酢】
・バルサミコ酢(ブドウ)
・ワインビネガー(ブドウ)
・フルーツビネガー(ぶどう・りんご)
※()カッコ内は主な原料
原料によって栄養や風味のバランスに違いがあるので色々な楽しみ方があります。
加熱料理におすすめの穀物酢
穀物酢は小麦や米・とうもろこしを原料としています。
キリッとした爽やかな酸味が特徴で、炒め物や煮物などの加熱料理におすすめです。
比較的安価で手に入りやすく、常備しておきやすい食酢です。
米酢は加熱しない和食向き
米を主原料とする米酢は、穀物酢に比べてまろやかな甘みやコクがあります。
米のみを原料とした純米酢と表記されているものがより旨味を感じられるでしょう。
風味を活かし、お寿司や酢の物等の非加熱の和食料理に使うことがおすすめです。
アミノ酸を多く含む黒酢
精米度の低い米や玄米等を原料とする黒酢は、他の食酢よりも熟成発酵に長い時間をかけて作られます。
熟成期間が長くなるほど色が黒褐色へと濃くなっていき、香り豊かな深い味わいになっていきます。
たんぱく質を構成する為に必要なアミノ酸含有量も比較的高く、様々な料理に活用したい食酢です。
酢豚の黒酢あんかけ等中華料理によく使われています。
ドレッシングや魚・肉料理にワインビネガー
ワイン(ブドウ)を原料とするワインビネガーには赤と白の2種類があります。
白なら魚料理、赤なら肉料理と使い分けても良いでしょう。酸味も鋭く、ドレッシングやマリネ料理にも合います。
デザートや料理のソースにバルサミコ酢
バルサミコ酢は果物酢の中でも酸味がまろやかでフルーティーな甘みのある香りが特徴です。
バニラアイス等のデザートソースや煮詰めて料理のソース用として使うことがおすすめです。
食酢は料理用以外にも「飲むお酢」もたくさん見かけるね!
健康効果を期待するなら、この中で一番続けられそうな食酢を見つけることが大切だね。
おすすめの活用方法や注意点
お酢にはダイエット効果や便秘解消以外にも様々な健康効果があることがわかっています。
また種類によって風味や栄養に違いがあり、加熱しても栄養自体は失われません。
まずは実際に試してみることがおすすめです。
私は使ってみて、飲むお酢よりも料理に少しずつ使う方が続けられそうだと感じているので穀物酢やワインビネガー等を置いています。
あわせて読みたい♪
>>赤ワインビネガーを使ったミートソース
良かったら上のリンクのレシピも参考にしてもらえたら嬉しいな♪
お酢の摂る目安は、一日大さじ1(15ml)または2杯(15ml)までが良いでしょう。
お酢の様な酸性の食品は、繰り返し飲んだり唾液が減少する寝る前等に摂ると歯を溶かす可能性があります。
料理以外では、水等で薄めたりして摂りましょう。口を水でゆすぐ等して予防することも出来ます。
以上、お酢の使い分けにおいて少しでも参考になれば嬉しいです。
お酢の活用方法は今後も随時更新していきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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