地元ではよくリスを見かける元栄養士のおもちです。
リスって硬い殻に覆われたクルミを割って、実に器用に食べますよね。
今回は、クルミの栄養や期待出来る効果について紹介したいと思います。
最後にあるおすすめの食べ方も参考にしてみてくださいね。
クルミの栄養の特徴は?
くるみにはどんな栄養があるのでしょうか。
特に注目したい成分について紹介したいと思います。
注目すべきは豊富に含まれる脂質!
【クルミ100gあたりの主な栄養成分】
くるみの100gは大体40粒程度になります。
エネルギー(kcal) | 713 |
たんぱく質(g) | 14.6 |
脂質 (g) | 68.8 |
糖質 (g) | 4.2 |
食物繊維 (g) | 水溶性 0.6 不溶性 6.9 |
α‐リノレン酸(mg) | 9000 |
くるみはアーモンドなどの他のナッツ中で特に多くの脂質が含まれています。
その分カロリーも高くなるため、食べ過ぎには注意が必要です。
血管を若く保つオメガ3脂肪酸
脂質は脂肪酸が様々な物質と結びつくことで形成されています。
くるみは、α‐リノレン酸という体内では合成できない脂肪酸が豊富に含まれています。
α‐リノレン酸を含む食べ物には他にアマニ、エゴマなどが挙げられます。
この成分はオメガ3脂肪酸と呼ばれ、DHAやEPA(鯖やイワシなどの青魚に含まれる)の仲間になります。
オメガ3脂肪酸は、血管の老化を防いだり血圧が気になる方により良い影響を与えると期待されており、世界中で注目されている成分なんです。
腸の健康維持に欠かせない不溶性食物繊維
くるみには食物繊維の中でも特に不溶性食物繊維が豊富に含まれています。
腸内の便のカサを増やし、腸を刺激することで便通を良くする働きがあるので
ダイエットや腸活中におすすめです。
ナッツの中でも脂質が多く含まれるくるみですが、体にとって嬉しい栄養が豊富に含まれるので日常でもこまめに摂り入れたいですね。
1日10粒程度を目安に食べてみよう
いくら体に良いと言われてもくるみはカロリーが高いので、食べ過ぎは太る原因になってしまいます。
更に食物繊維が豊富に含まれることからおなかがゆるくなってしまう可能性も…
1日10粒程度を目安に、なるべく味付けのされていない無添加のくるみを食べることをおすすめします。
くるみの食感や風味を活かし、お菓子や料理に取り入れても良いですね♪
\そのまま食べられる無添加のくるみ/
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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