キャベツの栄養とおすすめの食べ方は?

食べ物の栄養

どうも、コールスローサラダが大好きな元栄養士のおもちです。

今回はキャベツの栄養やおすすめの調理法、美味しい食べ方などについてご紹介します。

おもち
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こんな人におすすめの記事です!
・栄養の特徴や期待出来る効果を知りたい
・美味しい見分け方や効果的な調理法を知りたい

など。よかったら参考にしてみてね♪

是非、最後までご覧ください。

キャベツの栄養の特徴や期待できる効果について

キャベツの美味しい時期は主に冬と春です。一体どんな栄養や効果があるのでしょうか。

特に注目したい栄養成分について紹介したいと思います。

胃腸を健康に保つ

キャベツには、ビタミンU(別名:キャベジン)が豊富に含まれています。

厳密に言うと必須栄養素のビタミンではなく、アミノ酸の一種になります。

胃腸薬の有効成分でもあり、胃酸の分泌を抑え粘膜の修復や保護に役立ちます。

おもち
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食べ過ぎたときや食欲がない時にも良いね!

免疫力の向上

キャベツには辛みや香り成分のもととなるイソチオシアネートが含まれています。

アブラナ科の野菜に共通して含まれており、他には大根やわさび、にんにくなどが挙げられます。

イソチオシアネートは抗酸化作用があり、免疫力の向上に期待出来ます。

健康で丈夫な骨作り

キャベツに含まれるカルシウムやビタミンKは、骨の健康に役立ちます。

骨密度が減少すると骨折しやすくなることで知られる骨粗しょう症や、高血圧、動脈硬化の原因となってしまいます。

カルシウムは骨や歯の構成成分である他、神経や筋肉の興奮を抑えたり出血を予防する働きがあります。

一方ビタミンKには、カルシウムの吸収を良くする働きがあります。

骨の強さは、古くなった骨を壊し新しい骨が形成され置き換わっていくことで保たれています。

毎日の食事で積極的に補っていくことが大切です。

肌の健康や老化防止に役立つビタミンC

キャベツにはビタミンCが豊富に含まれています。

ビタミンCはコラーゲンと呼ばれる皮膚や腱・軟骨などを構成するたんぱく質の合成には欠かせない栄養成分です。

抗酸化作用もあり、がんや動脈硬化の予防・老化防止に有効だと期待されています。

おもち
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キャベツは健康にも美容にも良いことしかないね♪
栄養をもっと無駄なく摂っていきたいな!

栄養を逃がさないコツ!おすすめの調理法や食べ方は?

キャベツの豊富な栄養を効率的に摂るには、どうしたらいいのでしょうか。

ここではおすすめの調理法や保存方法、食べ方などを紹介したいと思います。

生と茹でた場合の栄養を比較

下の表は生と茹でたキャベツの栄養を比較したものです。


【キャベツの主な栄養成分(生と茹で)】

キャベツ100g茹で
エネルギー(kcal)  21  19
たんぱく質(g)1.30.9
脂質(g)0.20.2
糖質(g)3.42.6
食物繊維(g)水溶性0.4
不溶性1.4
水溶性0.5
不溶性1.5
ビタミンC(㎎)4117
ビタミンK(㎍)7876
カルシウム(㎎)4340
出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)

肌の健康を保つビタミンCは、茹でた際にほとんど減少していることが分かります。

一方で骨の健康に良いとビタミンKは熱に強い性質を持つので加熱調理にも向いています。

おすすめは生のまま千切りサラダに

ビタミンCやビタミンUは水溶性の栄養成分です。生でも食べられるキャベツは出来ればそのままがおすすめです。

イソチオシアネートは細かく切るほどたくさん出てきます。

またビタミンKは脂溶性で油との相性が良い為、ドレッシング等をかけて食べると吸収率が高まります。

油を使って炒める場合は、短時間でさっと炒める程度にしましょう。

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おもち
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キャベツは体を冷やす作用もあるので、特に冷え体質の人は冷たいサラダは食べ過ぎないようにね!

煮汁ごと食べられる温かいスープに

寒い季節はやはり身体が温まる鍋やスープの具材にするのがおすすめです。

キャベツにはグルタミン酸が含まれているので、煮汁ごと頂ける料理は栄養もうまみもしっかり摂ることが出来ます。

美味しい見分け方は?

基本的に葉がしっかり巻かれて艶があり、ずっしりと重く感じるものが良いでしょう。

また一番外の葉に厚みがあり、鮮やかな緑色をしているのがおすすめです。

春キャベツ(春玉)は、葉の巻きがゆるくやわらかいのでサラダなどの生食に向いています。

冬キャベツ(寒玉)は煮込むと甘味が出るのが特徴で、鍋やスープなどの料理に向いています。

鮮度を保つ保存方法は?

基本的にキャベツはラップや袋に入れて冷蔵庫で保管します。

芯の所に濡らしたキッチンペーパーで保湿してあげましょう。

予め、芯の所にグサッと刺すだけで野菜の鮮度を保つ便利グッズを使うのもおすすめです。

  \愛用中のキッチングッズ/

※抜くときは回しながら抜くと引き抜きやすいです。

おもち
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キャベツの芯にも栄養は詰まっているよ!
捨てられがちだけど、薄くスライスしたり煮込めば甘味も出てすごく美味しいよ♪

まとめ|生でも加熱しても美味しい健康食材

ロールキャベツのトマト煮込み

キャベツには胃や骨の健康を保ち、更に免疫力アップにも期待出来る栄養成分が豊富に含まれています。

生でも加熱しても美味しいキャベツは是非色々な料理に上手に活用していきたいですね。

また栄養やうま味を引き出すには、鮮度を保つ工夫も大切です。

是非、この記事を参考にほんの少しでも日々の食生活に役立てて頂けたら幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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